ivataxiのブログ

絵 文章 映画

浜 松 

浜津 波万万津 浜松


鴨江から山を越えて伊場に賀茂真淵の記念碑があり、景色が良く一度行ったことがある。そこに潮風から守る防風林を推奨したように書いてあったようにも思うがアイマイマイン。内陸の淡水湖だった浜名湖の頃には、浜津とも呼ばれ、次第に波万万津、浜松と漢字も変わって表記されたのだとか。賀茂真淵は江戸初期の家人らしく、彼が松を推奨して以来、浜松に松が根付いたとすれば、1600年以降から「浜」と「松」が合体しなのではないかと思うが、学者じゃないからただの戯言ともいえる。どうした訳か砂浜はどんどん減少しているが、それは清水など太平洋側の砂浜の多くで似た現象が見られるようだ。地質学者じゃないから戯言である。ともかく旧東海道沿道には松が植えれている。東海道マニアなら一度は歩いたハズの聖地の1つだ。でも、1号線から外れて新居弁天に向かうエリアや新居地蔵道などにもなぜだか松並木が存在する。これは浜名湖が現在の形に落ち着いて、最後の新居関所の形で定着してからのことだろう。防砂林・防風林として生まれたのだろうが、現在では歴史のビジュアル化・演出として重要なアイテムだと思う。松を保護する近隣住民や団体もあるようだ。近くに住んでいると目が慣れすぎて通りすぎているようにも思うが。