ivataxiのブログ

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新丸子 渋谷の焼肉店

新丸子でもう1つ思い出すのが 目黒高校ラグビー部合宿所


ぼくは単なる「住み込み飯炊きバイト」だったが、梅木監督にはお世話になったのだと思う。ネット検索で、既に亡くなっていたことを知る。名前は忘れたが渋谷にある焼肉屋で会合があり、お歴々が集まっていた。PTAやラグビー部員に関連した人々だったのか無関心だった。関心事は「焼き肉」。普段から「飯はいくらでも食って良い」といわれて実行していたのだが、いかんせん肉はないのであった。梅木監督は「おい、ここに来たら、肉を目一杯食え。いいか、のどから見えるまで食えよ」と、脅かされた。時々「おい、のどを見せろ。まだ、肉が見えんな。もっと食え」と、恐ろしくも優しくもあるこの人の本質を見せられた。この心からの恐ろしさと優しさが瞬時に入れ替わる魅力に多くのラガー(ビールじゃないよ)が、惹きつけられたに違いない。有名な松尾監督もここの出身だとか?残念ながら彼は二年前に大学に進学されていたようだ。でも、彼の新丸子でも伝説の朝練や激しい練習(シゴキともいう)は、まったく健在で伝統は引き継がれていた。また、週に一度「家庭教師のバイト」もお世話して頂いた。勉強なんてできないが「一緒にいるだけ」という条件だった。週末に泊まり、夕飯・朝食を頂いた。お風呂も頂き、たくさんある蔵書から「先生、好きなの持って帰って読みな」と、先方のご主人からいわれた。その八幡山明治大学のグラウンドの管理人さんだった佐藤さんは存命なのだろうか?ネット検索ではわからない。梅木監督の「大西。良いか、なんでも良い。どんな小さいことでも良いから、日本一だ。日本一にならなきゃだめだ。男として生まれて来たんだからな」という、男っぽい宿題は、いつになったらできるのか?それは宿題だ。