ivataxiのブログ

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2019-02-25から1日間の記事一覧

うなぎ

17歳まで過ごした大阪では「今日はウナギやで」と、母がいう日には「アナゴ」が出て来た。そのアナゴを当時のぼくは本気でウナギと思い込んでいたフシがある。初め湖西市でウナギを御馳走になった時に「大阪のウナギとは違う味だなぁ」と、漠然と感じていた…

蒲焼き

蒲焼きというのは、きっと動物のカバに由来しているのだろうとおかしく思っていたのだが、どうも植物の蒲と似ているかららしい。蒲の穂が湿地から突き立っている様子が、うなぎの丸焼きの串刺しと似ているからなのだろう。細い棒の先に、フランクフルトが刺…

トライアスロンスーツ

1996年7月、沼津千本浜のトライアスロンに参加した。結局はそれが、最初で最後のトライアスロンとなったのだが。トライアスロンというと、夏のイメージがある。7月はじめの千本浜の水温は少し低めで、足がけいれんを起こしてもいけないからか、ふくらはぎま…

海に「人の丘」ができる

水泳が、自分の中では一番自信があった。砂浜に横に並び、号砲を待つ。乾いたあっけない「パン」という音が、待っていた号砲だった。自信なさそうに、バラバラと走り出す。トライアスロンの先輩は「海水は、プールと違い、鼻にツーンと来るぞ」という。本当…

2007年02月。江坂東急イン

2007年02月。江坂東急インに泊まった。大阪生まれなのだが、1990年に父親がなくなったため、公団に母一人では住み続けることができず、母は四国に家を建てた。以来、大阪に用事があれば、ホテルに泊まった。新大阪に近く値ごろ感の江坂東急インがお気に入り…

「オナラ」および「屁」

この頃マクロビオテックな生活なのだ。三食玄米なのだ。そしておやつはおイモである。単糖類はおいしいけれど、すぐにおなかがすいてしまうのだが、イモなどの多糖類はゆっくりと体に糖分が吸収されるから、腹持ちが良い。しかも便秘にも良いみたいなのであ…

おばさんが夢に出てきた

そんなに親しいおばだったのかどうだったのか?良くわからない。おばは若い姿のままの印象で思い出に残っていて、気付けば今の自分は亡くなった頃のおばの年齢となった。死因は心臓発作だった。急激なショックによる突然死である。そんなことを知らない若い…

おやつは10時と3時だけにあらず

おやつは10時と3時だけにあらず・・なのである。深夜には妙にオナカが空くものだ。もうすぐ朝ごはんと知っていても、空腹には勝てない。そう、食欲にまさる欲望を今のところあまり知らない・・悲しいかな・・。今朝も、朝食の数時間前に「夜食」を食べてしま…

デジャブー

デジャブー(既に見ていたような気がする体験)というと「デブジャァ~」と似た発音のような気がする。知人の一人が、彼の体験を語ってくれた。彼はヘリコプターの免許を取るためにしばらくアメリカに住んでいた。ワシントンDCに着いた時「・・以前、ここに…

UFO乱舞

UFOというと、つい熱いお湯を用意するという貧しい食体験の条件反射を持つ庶民である。だが、今回のUFOはカップ焼きそばの話ではない。17歳でアメリカにホームステイ体験のある知人の話だ。特に当時はUFOおよび不思議体験のなかった彼だが、たまたまアメリカ…

喜多方ラーメン

1999年2月・・といえば「アンゴルモアの大王が天空から降り立ち、目に見えない何かを地上に降り注がせて・・」というノストラダムスの予言の数ヶ月前ということになる。最初の仕事が広告代理店のデザイナーだったのだが、長くその分野からは離れていた。コン…

オリーブオイル

オリーブオイルというと、アニメ「ポパイ」に出てくるやせて背の高い女性の名前をつい思い出す。だが、今回はオリーブの実から搾り取った油のことをさす。母は長い髪をいつも束ねていた。予算の関係で美容院には行かない。だが、必ずオリーブオイルを髪につ…

福岡ラーメンの本場を知らない

もったいない話、福岡ラーメンの本場を知らない。だが、間近な北九州市までは足を伸ばした。知人の父親の葬儀だったのだ。葬儀以外に数時間時間があり、まだ当時モノレールがJRとドッキングしていない頃で、モノレールまでの間を歩いた。古いアーケードの商…

麺の固さ加減

せっかく食べるにしても、毎回同じという訳にもいかないのが、インスタントラーメン事情なのである。お湯の代わりに飲み残したお茶などを使う・・。「茶ソバかよ?」と、自分で自分をだましてみる。牛乳をタップリ入れてみる「パイタンスープだぜ」と、また…

スパゲッティーを上手に作るナゾの男性

村上春樹が好きなのかどうなのかは、良くわからない・・。でも、結構読んでいる方だと、内心誇りに思う。そうでもしないと、生きる指針というものがない。良く彼の小説に登場する「スパゲッティーを上手に作るナゾの男性」に感化されてか、スーパーでインス…

あんぱん

ダンディーなんて死語なのかも知れないが、そんな男性がいた。アートデレクターとかいう仕事でなんだかわからない。使い走り(無報酬)で「あんぱん」を買いに行かされた。あんぱんが買いに行けない程当時の彼は多忙で、一方こっちは無謀であった。あんぱん…

こいのぼりの神様

テレビで「こいのぼりの神様」の話を放映していたのをたまたま目にした。彼は手作りこいのぼりの会社の3代目。2代目が早世し、会社を辞めて3代目となった。以前からの職人からはうとまれ、こいのぼりも大量生産時代に・・。ついに、手作りこいのぼりを作…

ネオ・アールヌーボー

100年以上前・・美術工芸が手作りから機械化されたことがあった。大量に同じ物が安く手に入った。でも、デザインが粗悪で、一部の最先端の芸術家たちは独自に、よりデザインを上質な物へと目指す志を立てた。その頃の西洋での動きは、アールヌーボーとか、美…

脳細胞は毎日、何10万と、死んで減る

学校では「脳細胞は毎日、何10万と、死んで減る一方」と、聞いたように思う。昨日、ラジオでは、最近そうでもないような話だった。脳の海馬というところでは、新しい細胞が生まれているのだとか。その理由は定かではないようなのだが、「記憶のイメージ付け…

ドーパミンとオタマジャクシ

ベートーベンは音楽家。・・お会いした事はない。一説には、お散歩好きだったとか?少し前に「脳の海馬という所は細胞が増えて行く・・」という話をラジオねたで書いた。その方法の一つが「散歩」なのだ・・とか。晩年、音を扱う芸術家のベートーベンさんは…

エボニー・アンド・アイボニー

スティービ-・ワンダーとポール・マッカートニー「エボニー・アンド・アイボニー」という曲。美しく、耳にひっかかりの少ない快い仕上がり。ポールは元ビートルズだし、スティービーも有名な黒人歌手。ピアノの鍵盤の白い部分と黒い部分が「エボニー・アン…

トランスフォーマー

「トランスフォーマー」を観た。吹き替えなので、実際の声はわからない。画面の動きの早さについて行けないから、雰囲気しかわからないが・・うん、面白かった。監督はマイケル・ベイ。制作指揮にスピルバーグ氏の名前も。主人公サム(シャイア・ラブーフ)…

死角

散歩の途中ネコを発見。身構えている。ネコの視線の先には、フェンスに乗った二羽のスズメ。ちょうど死角になって、ネコの存在を気づかないみたいだ。こちらは、ネコもスズメも見える三角の位置にいる。・・もしかして、この人間を襲おうとする物が・・実は…

よどみの藻の緑をついばむ

工場を壊し、そこが住宅になった。どうしても水はけの悪い一体は、水を貯める場所となった。だが、水はなく、薄っすらと水溜りがある。コンクリートでできた場所なのに、その水溜りにはコケや藻が生えている。ハクセキレイが散歩に立ち寄り、藻をつつきなが…

道端に草が生えている

道端に草が生えている・・。というと当たり前の光景のようだ。だが、最近は道といえば、コンクリート・アスファルトの舗装道路が多い。そんな継ぎ目・割れ目から草が生えているのだ。「なんて生命力」と、思う。良く見ると、根元に砂が山盛りになっている。…

あのイヌは最高だった

近くの老人の家・・何かが違う。「犬を飼っていましたよね?」と聞く。「数年前にアレは亡くなったよ。長く生きたよ」という。寂しいが愛に満ちた表情だった。少しして「あの犬は・・最高の犬だったよ」と、つぶやいた。その老人は、今は犬を飼っていないし…

自分磨きの時代

「自分磨きの時代」なのだとか?「資格」や「美容」など、自分磨きの分野は今暑いようだ。・・そう35度以上・・そっちか?・・なので、お風呂場でスポンジでキュッ・・キュッ・・そっちでもないか?・・。「先が見えない時代ですから・・だから自分に投資し…

ハイボール

時代なのか「ハイボール」が、復活のキザシなのだとか。野球でピッチャーが、常に高いボールを投げる・・というのではない。ボールを拾って「はい・・ボール」とも違う。ハイボールは、ウイスキーの炭酸割りのことらしい。現在、個人的に禁酒続行なので現役…

青春18・・

「青春18・・」などと、後ろめたくなる年齢を感じさせるタイトルは別として・・ともかく、トクトク切符をゲット。5回セットで、友人に4回分は買ってもらうことになっている。丸一日有効で、JRを乗り継いで使えるらしい。まったく未知なので、ちょっと心配。…

テレビで皆既日食を見た

ものぐさというか、テレビで皆既日食を見た。見える所と、見えない所があったようなのだが、見えなかった人はご苦労様・見えた人はラッキーでした。インドでは、まさに神に近い物を見る様子・・。現代の日本には「月に住むウサギ」を信じる人も減っただろう…