ivataxiのブログ

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縁側 スイカ

山奥から働きに来たという青年。とにかく縁側にみんな集まるのだとか?祭りなら縁側で酒やつまみを出す。夏ならビールやスイカを出す。スーパーではまるごとでは冷蔵庫に入らないから切って売っていたりするが、川や井戸でも冷やせる環境だとまるごと冷やせる。一緒にトマトもキュウリも冷やせるから、自然な最適温度で新鮮な味わいなのだろう。とても小さかった頃には、四国の親戚の家で縁側に男ばかりが集まって、スイカの種を飛ばした。まるごとスイカをザックと切った三角を子供の口で頬張ると顔中スイカの赤い汁で甘くなる。「塩着けると甘いで」といわれても、信じなかった。暑さに甘さと水分・塩分が補われるという昔ながらの知恵も隠されていたのかも?カエルもザリガニもクワガタムシも手掴みできた幼児期なのに、今ではゴキブリにさえ道を譲る怖がりな大人になってしまったのはいつからなのだろうか?