ivataxiのブログ

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靴話

ひと夏の靴を換えた
ひと夏、自分の足の形が型押しされたみたいな靴を新しいのと換えた。「嬉しい」でも、なんだか「ほんの少し淋しい」そんな気がした。

でもやっぱり・・元の靴
流通センターの最も安い靴だったからだろうか?見た目は良いのだが、靴は合わなかった。・・で、やっぱり、古い靴。見た目はともかく・・馴染むというのも大事かな?

自作の靴
足がおかしな形なのか、流通センターの靴が合わない。シンデレラの二人の義理の姉になった気分だ。サイズはぴったりだが、ワイズが合わない。一旦、ゴミとして出そうと考えた。だが、思いとどまった。何しろ横さえ何とか合えば良いのだから。シンデレラでは、義理の姉妹は足をガラスの靴に合わせて切るようなのだが、今回靴の横を切った。すると、足がむき出しに・・。それで、ガムテープで隠した。今度は、ムレる。そこで、一部を通気のため切り取る。すると、もろくなったので、さらにガムテープで補強・・。そんな繰り返しで、まったくガムテープでできた靴になった。近所を歩いても「どこで買った?」と、聞かれる。いえるはずがない。

小さな石が靴に入る
かかとばかりが減るから、ガムテープで補強する。ランニングのトレーニングをしている人に「靴の消耗、どうしてる?」と聞いたことがあり「通販でかかとのゴムだけ売ってるけど、ガムテープでも良い」と聞いた。・・で、以来、そうしている。問題は、粘着力だ。細かい砂・小石をくっつけて、巻き上げる。それが靴の中に入るのだ。知らん顔で歩けないくらい大きな小石は歩くたび苦痛だ。信号が変わる時には、早足で横断歩道を渡り・・靴を脱いで小石を出す。だから、結局あまり早くない。「こんなに小さな石にも負けるのはいまいましい」とも思う。信号や小石が、少しの休憩を与えてくれているのかも知れないのだが。

かかとの修理
散歩を常とする民の苦悩・・それは「靴のカカトだけが減る」ということではないだろうか?(他にもあるにしても)現在、布ガムテープで補修している。新聞で見たのだが、専門の修理グッズも販売されているのだとか?液体を固め、削ったりするらしい。また、六本木ヒルズ(行った事ない)でも、靴の修理コーナーがあると、ラジオで聞いたことがある(すでになかったらごめん)。以前、西武デパートに「靴の修理コーナー(鍵も)」があった。重宝していた。だが、近隣都市の西武デパート自体が撤退してしまった。なので、自分で修理の日々である。

1000円のペプシの靴 安い?高い?
近くにできた靴の流通店舗、きっと安いだろうと入ってみた。一番安い「ペプシ」の靴を1000円で買って出た。サイズは合っている。だが、しばらく履くと頭がガンガンする。シンデレラ症候群だろうか?足の幅が合わない。きっと、シンデレラの義姉の気持ちだろう。義姉は、足をガラスの靴に合わせて切った。だが、そんなことはできない・・。で、靴を切った。ゆとりができて、どうにか捨てずにはける。穴の部分がら小石は入るが、夏はそう問題はなかった。だが、冬が巡った。穴から寒い風が入る。「捨てようか?」とも、一瞬思った。でも、穴をガムテープで塞いで、冬は越そうと思う。1000円の靴・・果たして、安かったのだろうか?それとも高かったのだろうか?

靴にハサミ
近くの格安量販靴屋さんで、勝手に購入した靴・・どうも先が細くてイヤになっちゃう。捨てようとさえ考えた。でも、小指の横が窮屈なのを何とかすれば良さそうだ。ハサミを入れて、その辺りをカットした。小石が入って注意しなくてはならないが、しばらくは履けそうである。