ivataxiのブログ

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早い退院

2008年に大きな手術で入院した。最初、一番危険な患者としてナースステーションの横にいたようだ。そこから、整形外科・眼科・耳鼻科など、ベッドの空いている部屋を転々としていたという。なので、こっちは知らないが、そのひどい患者を色んな部屋の人々(看護婦さん・お医者さんも)見て知っていたから、手術からの快復の速さに驚いた人もいたようだ。そんな気持ちでいる人がいるなんてこっちは思っていないから「あんた、何か知っているんだろう?」と、変な質問をされた。その人は腰の痛みで入院していたので、腰に関して考えられることを伝えた。ぼくは、ベッドに仰向けに腰をベッドに固定されて放置された日々だったから、どっちかというと何もできなかった。できるのは呼吸。吸って吐いてを意識していた。ついでに、身体全身に少しづつ手を移動させてくまなくマッサージしていた。何しろ何もすることがないのだから、時間はあった。それと、ペットボトルにいつもお水を入れて多めに飲んでいた。歩けるようになった頃には、同じフロアからは出てはいけなかったから、エレベーターの周囲を歩いていた。ぼくに質問した人が一緒について歩いていたのだが、段々人が増えたので、ぼくは一人で歩くようになった。スポーツマンで鼻が折れてぼくの隣にいた人はもっと早かった。先生が止めるのにどんどん出て行ってしまった。