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ミツバチの色が違う

ミツバチの色が違う

ツツジが枯れつつある。今日は寒い春の日だ。最近ミツバチを見ないと案じていたのだが、つい先日ツツジの植え込みでミツバチが蜜を集めるのを見る。花にすっかり埋まっている間は見つからないが結構たくさん飛んでいるのだろうか。子供の頃は地面に目線が近く、幼稚園に上がる以前は良く土をいじったり、虫を捕まえた。花に対する興味もチューリップなどのように鮮やかでわかりやすい物に集中していた。青虫が好んで集まる花などに触れる機会が多かった。四つ葉のクローバーを探して一日草原にいたこともあったが、学校に行く前だから誰にもとがめられなかった。その時にレンゲ畑などで見たミツバチは明るい黄色と黒のシッポだったように思うなだ。だが、今ぼくが見るミツバチは、もっと暗い色なのだ。ラジオで南米などの外来種のミツバチが増えているという話を聞いた。この辺りは、南米からの短期労働者が非常に多い地区だ。もしかして一緒にミツバチもついて来たのだろうか?南米の外来種のミツバチは互いに匂いでつながっていて、巣を基準にする日本のミツバチとは働き方や生息地域も違う。むしろ、一箇所ではなく匂いを中心に連携して移動するようなのだ。結果、広範囲に増えて行く。一方、日本産のミツバチは匂いに敏感でこの南米産の匂いが嫌いらしい。この匂いを感知すると、そのエリアから去って行くという。ますます日本の黄色いミツバチが減り、南米及び外来種が増えることになりはしないか?とも思う。考えてみれば、ザリガニもアメリカザリガニがほぼ日本のザリガニを駆逐した。タンポポだってそうだし、バスに関しては池や水辺の生態系を壊滅状態にまで変化させてしまった。人間も日本人が外来種族に押されやがて逃げ出してしまうということは考えすぎだと良いのだが。