ivataxiのブログ

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古橋選手

新聞に古橋選手(水泳協会の偉い人)死亡の記事。浜名湖に板を渡し、プールがわりに練習したという。「目の前を魚が泳いだ」という。田んぼの用水でも泳ぎ「ヒルが一杯いた」という。体験なくして語れない。「魚になるまで泳ぐ」というのは名言だ。記録もさることながら、泳ぐことに懸命だった、その生き様に後進は引っ張られたのでは?

私事だが大阪生まれで、プールには恵まれなかった。静岡に来てようやくプールに親しんだ。最初は25mやっとだった。毎日泳ぐうちに2kmほど泳げるようになった。「なんだかカメみたいだな」と、自分でも思うほど、ゆっくりしか泳げない。水に親しむという快感・・もっと早く出会いたかった。