ivataxiのブログ

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夏は「ゴム草履」

夏は「ゴム草履」だ。ビーサン(ビーチサンダルのこと)ともいう。ビーチを歩くこともなく、日常使いなので、やはりゴム草履と呼ぶべきか?草履という文字がついているのは、江戸までの旅人が草で作った履物だった・・という名残を残したからだろうか?草鞋(わらじ)ともいい、ワラで編んだからだろう。おそらく、旅の途中は脱ぐこともなく、旅籠(旅館)につくと、捨ててしまったのかも?そして、旅立ちに新しい草鞋を足にフィットさせたのではないだろうか?時代劇などで、まず、旅籠に上がる前に、足を洗うシーンを見たことがある。ドロやホコリを落としてからはだしで板の間に上がったのだろうか?現代のように舗装道路はなく、牛・馬が車の代わり(・・車が、牛・馬の変わり?)だから、舗装しなくても良かっただろうし、道幅も狭く、曲がりくねっていても良かったのだろう。道をはずれれば、草や木が生い茂り、夕方を過ぎれば、獣・山賊・モノノケにおびえたのだろう。闇に対する恐怖が、多くの怪談を生み、人々の共感を得、語り継がれた・・。今は、すぐに、コンビニが見つかり、夜も明るいから、モノノケはどこかに隠れたのだろうか?それとも、人の心に住み、モノノケの行動をとらせるのだろうか?・・・そうそう。夏は「ゴム草履」を履いているという話でしたっけ・・。