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生きている人の亡くなったあとの夢

生きている人の亡くなったあとの夢
リアルな夢であった。子供時代に暮らしていた大阪の団地の狭い階段などが出て来た。今まだ生きている人が、すでに亡くなっている未来情景のようだった。「私の子供時代の記録を、まだ生きている私に渡して欲しい」という。おかしな話だ。その記録は、その人が亡くなるまでの分が残っていて、それは見せてもらえなかった。自分の育った団地は、記憶より小さくて歩きにくい。階段を使わず、飛び降りても死なない。こちらのことを知っているらしい子供が声をかけてくれるのだが、思い出せない。すでに亡くなっている人なのだろう。目覚めてみて、まだ生きているはずの人が、すでに亡くなった後の未来から「自分自身の子供時代の記憶を生きている自分に届けて欲しい」・・というのも、あとで思えば不思議な話である。