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横断歩道 白日夢

横断歩道の白日夢
1993年には、自動車で名古屋に良く行った。その帰り、すでに深夜になって急いでいたが、かなり疲れていた。道幅は太いが安全に見える直線の横断歩道にさしかかった。その時、急に深夜のはずの風景が、日中の景色に変わった。子供が飛び出し、続いて母親が子供を「危ない!」と、突き飛ばす。「ひいてしまったのか?」と、振り返るとなにごともない。そこはまた深夜の景色に戻っている。過去の事故で亡くなった人の「残留思念」(自縛霊)なのだろうか?心臓を手で握られたみたいな「ドックン」という痛みがあった。