ivataxiのブログ

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すし

寿司 sushi
生の魚を好んで食べる・・というのは、おかしな国である。「さしみ」や「寿司」を食べる日本人を、江戸時代の西洋人たちはどんな風に感じていたのだろう。どうやらそういう料理、元々は中国だったらしい。海を越えて渡って来たのだろう。反対のシルクロードを通って、こんな料理は別な進化をたどることになる。「イタリア料理」も「フランス料理」も、中国料理の影響を遠い昔に受けているようなのだ。ただ、当時は現在のように冷凍技術も運搬方法も発達していなかった。海から川を上ってフランスに着く頃には、魚は腐乱するのである。匂いを消すという「ソースの文化」が、独自にフランスで発達したのも、そんな過去の経緯だったようなのである。なにしろ「寿司ブーム」は世界に広がる。ネタが薄くなって困るのは、日本人だろうな?