ivataxiのブログ

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赤・黄・緑・豆

信号みたいな豆 緑・赤・黄色
お正月は、何度となく冷蔵庫から出したり戻したりの食材が重宝される。カマボコ・ハム・伊達巻もそうだが、これらはかさばる割りに消費が早く、いつしか食卓に上らなくなった。だが、甘い豆類はタッパ(別な呼び名が思いつかないが、プラスチックの保存用の容器)に入れられ、何度となく食卓に出る。一番大きいのは黄色い豆・・金時というのだろうか?輪郭は曖昧に崩れてとても甘い罪悪感と共に控え目に食べる。そして、普段から良く見かける小さい緑の豆(グリーンピースというのだろうか?緑と平和の豆だ)と、赤い少し大きな豆(きっとジャックが牛と交換した豆の子孫で、床の穴に落とすと翌日には家ごと持ち上げられるから気をつけよう)である。いずれも、一気にかきこむという食べ方をしない。箸が迷って、空を彷徨う時、ついついついばんでしまうだけだから、なかなか減らないし、甘さが強いから、少しづつ食べる。この強い甘さは保存のためにも良いらしい。赤・緑・黄色の豆は・・どこかで見た・・そう、信号機のランプの色と似ている。