ivataxiのブログ

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図書館通い

1991年から図書館通いが始まった。バブルが崩壊し、周囲の環境も自分の生活も切り詰めた物になり、それから失われた経済が始まる。ワンレン・ボディコンは見なくなり、ショートカットで自分で赤く髪を染めたファッションへと変わる。女性は経済にも流行にも敏感に変化対応できるみたいだ。近くといっても徒歩往復一時間の距離に図書館はある。最初はまだ目が良かったから乱読速読多読の日々。最初はジャンルも様々だったが、次第に自分の好きなジャンルや作家も決まり始めると、突っ込んで読みたくなる。無料でCDもビデオも貸してくれた。当時はまだDVDが出現していなかったし、レンタルビデオは高額だった。図書館でビデオ鑑賞もできた。外に音が漏れないように大きなヘッドフォンをしなくてはならず、あの重さと窮屈さが耐えられなくて自宅に借りて持ち帰るようになった。図書館だから一般のレンタルより置いてある物は清廉潔白国家保証の映画に限られていた。「日本の歴史」と「世界の歴史」は「知らなかった」ともんどりうった。活字で読破は困難なので、小学生向き漫画で日本・世界の歴史を読みあさる。UFOや霊魂についても興味があったが、現在はYouTubeでたくさん見ることができる。そう、自宅パソコン・ネット検索で意外と調べることが増えて図書館へ行かなくなったのかも?でも、紙をめくる・本を目の前に置いて見るという過去から続いた習慣は以前として気持ち良い。少しづつ最近図書館通いを始めた。