ivataxiのブログ

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入院中 看護婦さん

看護婦さんの喜び
看護師さんは、一般的に何が喜ぶか」と聴いて見た。きっと「患者さんの治ること」ぐらいのことはかえって来ると期待した。「食べること」というのが答えだった。そうか、仕事以前に女、それ以前に人間・動物だったことを忘れていた

ナースコール
深夜に看護師さんを呼ぶなら、携帯じゃ違うかも?ベッドに付いてる「ナースコール」を押す。それが「お・と・な」だと思える。各部屋ごとに音が違う。中には安い携帯の着メロみたいなのから、ちょっとしたクラッシックみたいなのまである。マイお部屋のがそう。深夜に用もなくても聞いていたい。どんどん鳴らしてくれ。ただしめったに鳴らさないのに「何回も鳴らして」とおこられる。用がなくても聞いてみたい深夜のナースコールなのである

看護婦さんの目分量
朝・夕の検温というのがあり、体温や血圧などを測ることになっている。だが、退院がまだ決まる前なのに、ある看護婦さんが顔を見て「検温いらないね」といった。別の看護婦さんも同じ日に目をみて「あぁ~っ。治ってるぅ~」と、嬉しそうにしていた。看護婦さんたちは、顔色や、目を見るだけで、健康体と病人の区別ができる「目分量」の心の秤を持っているらしいのだった。