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フライドチキン

フライドチキン
またしてもジャンクフードをテーマにしてしまった。「ジャンクな奴」という後ろ指をさされているのだろうが、望むところだ!かかってきやがれ・・。いえ、これは・・そのぉ~言葉のはずみですが・・。子供病棟で小学校一年のクリスマスを過ごしたのだが、悪いことばかりではなかった。お医者さんや看護婦(当時は看護師ではなかった)さんたちが、家に帰れない子供たちのために(彼らも当直で家には帰れない)クリスマスパーティーを開いてくれたのだ。家では食べられないだろうお菓子・ケーキなどがそこにはあった。テレビの中でしか見たことのない「アメリカの家庭のクリスマス」のような雰囲気がそこにはあった。チキンの骨付きもも肉は、手に持つ部分がアルミ箔で飾られていた。日本的鶏肉料理とは違う、アメリカの味なのである。この味が舌に刻印されてしまって以来「あの日のフライドチキン」を求めてさまようようになってしまったようなのだ。今もケンタッキーフライドチキンなどを食べていたとしても、どこかであの時のチキンの骨付きもも肉との味の違いを心のどこかで探っているみたいに思えるのである。