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未来のミライ・パーソンオブインタレスト

今、2012年頃のアメリカのテレビ番組「パーソンオブインタレスト」を見ているところ。現在進行形のドラマだが、途中、様々な過去のエピソードを行ったり来たりする。最初は戸惑うがやがて快感に。アニメ「未来のミライ」でも同じ感覚。現在進行形の物語に、かなり別世界的な過去や未来が時折重なる。現在の子供時代の男の子「くんちゃん」が「未来のミライ」ちゃんにいざなわれて、子供では理解できない、大人のちょっとした一言を追体験することで、少しイイコになる。「自転車に乗れるようになる」とか「はいていくズボンの色」とか、どうでもよさそうなことが、大きくストーリーの重要ポイントとなる。問題はストーリーではなくあまりにも完成度の高い画面である。「目を奪われる」という奴。白黒で画質の荒い漫画のほうが(初期のアトムみたいな)ストーリーを追えるのかも?