はんりゅうオバマ

韓流とオバマ

韓流（ハンリュウ）ドラマの後味は日本の過去のドラマの味なのかも知れない。
初めて見るという気がしないのだ。
本当は知ったかぶりで「美男ですか」を少し見ただけなのだが。
「純愛」という現在の日本のドラマで忘れられた隠し味があるように思うのだ。
三角関係・誤解・嫉妬・みせつけ・じらし・言葉による責めなど、テクニック満載なのである。
直接的愛の肉体表現は最小限なのだが、心の葛藤を延々見せる。
「脚本絶対主義」ではなく、観客の反応」を随時取り入れ脚本家が
どんどんストーリーを作り替えているとも聞く。
だから素早く見るととても不思議な展開とヒネリの連続という気がするが、
この毒に犯された常習視聴者は「おかしい」とも感じなくなるらしいのである。
日本のドラマがその下敷きにあるとは思うのだが、
今となっては韓流は独自の表現・文化ともなった。
日本も学び取り入れる所は取り入れれば地デジももう少しは面白くなるのかも？
過去の日本の作品からエッセンスは抽出できそうにも思えるのだが・・。