ivataxiのブログ

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エンディングタイトル
「エンディングタイトル」という映画を見たという訳ではない。普通に映画の最後に出るキャストなどの名前の羅列のことである。昨日約2年ぶりに映画館で映画を見た。映画を見るのは楽しみなのだが、今やビデオとDVDでオタクに見る日々であった。だから、映画館での実体験から遠ざかっていたのだ。小さな映画館は閉じ、大きなアミューズメント施設のような映画館が残っているようだ。つい、ポップコーンやパンフや飲み物を買いたくなる設計で、帰りには食事もでき、駐車場も広いのだ。映画三昧の時期には、エンディングタイトル中に帰る人をどこかであざ笑うような部分があった。エンディングタイトルは余韻であり、暗闇で映画を反芻できるチャンスでもある。だが、泣ける映画などでは、人より早くトイレに隠れ濡れている目をふくために、エンディングタイトル中の退室というのもアリかな?という考えを受け入れようか・・とも思うのだ。なめて見ていて「クレヨンしんちゃん」や「セーラームーン」で、洪水のような涙で困ったことがあった。(もちろん随分昔)そんな時に限って、市民会館だったりで、すぐに明るくされる・知人に見られる・・ヤバっ!な瞬間だったりもするのだ。エンディングタイトル中で静かに退出する人々も、優しく見守ってあげて欲しい。