ivataxiのブログ

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エビス氏

彼は長崎から出て来て、東京のシナリオ学校にしばらく通った。
友達をたくさん作ろうと思っていたのに、友達ができなかった。
いつも授業も一人後ろで聞いて、帰るのもいつも一人だったという。
それで、学校は辞めてしまったのだという。
「一人でできる仕事を・・」と考えて、
ガロにマンガを投稿するようになった。
そしてプロになった。
彼の実家は貧しくて、トイレも炊事場も部屋の外で共同だった。
風呂は銭湯だった。
一方、竹中は両親が区役所務めで、裕福だった。
家には風呂もあったが、テレビが遅かったので、
銭湯でテレビを見たという。
エビス氏は、こと細かく覚えていて、
子供時代に食べたオヤツやマンガについて話していた。
Amラジオ 竹中なおと 大人の時間割より