文具

本屋で商品を手にとって確認するのは楽しい。本来はそうあるべきだ。だが「マンダラケ、万引き犯ネット公開事件」でネットもマスコミもそんな風潮の昨今、たかだか「シャーペンの替芯」を選ぶのでも手に取ることが忍ばれる。本当は老眼鏡を持っていても「ウエストポーチから出すシーン」が、カメラ画像となって「万引きシーンとなってネット上に拡散する」というありえる状況を恐れた。レジの女性について来てもらい「0.4本体」「0.7本体」「0.5替芯B」を購入。その間に、本を買うお客さんが並んでいる。その女性は「レジ離れます」と小声でいったのだが、店長・男性には聞こえなかったのか「レジいないの？」と、オンナっぽい声でどこからか小走りに走って来た。「いえ、ぼくが頼んだんで」と、何故かお客さんであるぼくが謝る状況。「シール貼ってくれれば良いです」という前に「小さいのでこのままで良いですか」と店長・男性にいわれた。何て緊張して楽しくない文具の買い物だろう。