ivataxiのブログ

絵 文章 映画

カリバリズム

ベジタリアンという人たちは野菜などを食べ肉を食べない。
豚だけ、あるいは牛だけ食べない宗派もある。日本ではどんな肉も食べるのだと思う。
宗教も渾然としているから国を挙げての拘束力はない。
(一時生類憐れみの例など、四足を食べてはいけない時期もあったが)
ツイッターで「いつから人間は肉を食べるようになったのだろう?」という疑問を見かけた。
もしも人間がキツネザル・サル・原人を経て現代人になったとしよう。
最初は弱い生き物で木の上にいただろう。
食べたとしても虫や小さい動物の肉を食べたかも知れないが、
おそらくほぼベジタリアンだったのではないだろうか?
森を追い出され、あるいは自分から新天地を目指し
二足歩行で移動する人間の元に当たる人たち(大人2体と子供)の
歩いた足跡の化石もあるようで、人類の起源はアフリカ辺りということになっている。
動物にとっての目の高さ(目線)は重要で、二足歩行の人類はかなり高い目線を持ち
、自由に動かせる腕も持っている。牙を持たない代わりに火や武器を使うことを覚えた。
立ち上がることにより脳を圧迫せず、より重い脳を支える身体の構造と変化。
発見されるジャワ原人・ペキン原人など次第に倍々の脳の大きさとなる。
いかにもコンピューターの進化にも似ている。
クロマニヨン人と現代人はほぼ同じで、マイナーチェンジの途中といえるのかも知れない。
弱かったサルの時代からクロマニヨンの間に期間に、
動物を食べるという習慣を身につけたのではないだろうか?
映画「2001年宇宙の旅」の中で、サルがモノリスという黒い不明物質の大きな
平面的長方形に触れた以降、武器で他のサルを淘汰して行く・・
途中は割愛されいきなり宇宙の話になるのだが・・。
映画の中のモノリスのような形の物も火星などの画像に不思議と映っていたりして、
スタンリー・キューブリックもどこまで知っていたのか?とも思う。
話が反れるのが常だ脳がスポンジみたいになって羊・牛・人間が死ぬ病気がある。
羊は「スクレイピー・scrapie」牛は「狂牛病BSE・牛海綿時状脳症」人間は
クロイツフェルト・ヤコブ病」と呼ばれる。原因は「プリオン・prion」という
タンパク質からなる感染因子なのだとか?動物の場合、人間の作った人工飼料が
原因と思われる。変質したプリオンで脳症を起こした動物の肉骨粉で造られた飼料を
食べて感染すると思われる。山羊が山羊を・牛が牛を同種同士食べさせられるのだ。
人間の場合もニューギニア辺りの食人習慣が原因と考えられた。
そのエリア・カリブからカリバリズムという名前が漬けられた。宗教的儀式として、
部族内で、あるいは異部族に・・哀悼や敵意を込めての儀式が起因のようだ。
人間のクロイツフェルト・ヤコブ病は、孤発・遺伝・変異・医療がある。
変異は牛などを食べることにより発現・医療は移植などが原因と思われる。
孤発はマレのようだ。食人や発病した牛などを食べないことで
避けられる可能性が増すが、大雑把に輸入された牛などの、危険部位
混ざる肉を食べないということは難しい。危険部位は、脊髄・背根神経節・舌・頬肉・目。
脳・扁桃・腸など。化粧品・ゼラチン・ラーメンなどのスープ・医薬品も気をつけないと。
きっとみんながベジタリアンに戻れば良いのだろうが、
一度知った肉の味からはなかなか遠ざかれないのも現実だ。
今後、70億を超えた地上の民の食材はどんな風に変化して行かねばならないのだろうか?