天狗 大ウチワ 秋葉道

天狗　大ウチワ　秋葉道

紅葉（こうよう）の季節。何だか暑い。紅葉は「もみじ」ともいう。先日、二俣から春野町に向かって「秋葉道」という文字を見かける。一箇所ではなく、広くこの辺りが秋葉の道なのだと思う。浜松の下池川の少し東の小さい道は、S字に大きく曲がった「二俣街道」にくっついている。その、くっつくまでの短く細い道に「秋葉街道」という名前がついている。また、連尺から西に上る坂（曳馬坂）の頂上「高町交差点」のさらに先、南西に「秋葉神社」がある。どうやらこれは秋葉山と関係がありそうだ。高町交差点から北に向かう道は「姫街道」で、江戸時代は、お姫様がお歩きになったのだろう。昨日、奥山近くに行ったら「紅葉のデザイン」が、奥山半僧某坊のマークになっているのを見た。そういえば、春野町の巨大天狗も紅葉が好きで「大きなウチワ」を、持っているが、あれも紅葉の形だ。空を飛んで、大きなウチワで京都の大火事を消したという神通力を持った、天狗様なのだから、奥山から春野町など一跨ぎの距離なのかもしれない。