ivataxiのブログ

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あっかとうせん

子供の頃母親から「悪貨盗銭」という言葉を聞いた「あっかとうせん。なんやそれ?」という感じ。「綺麗な貨幣・紙幣はしまっておくから流通しない。盗んだお金は手元に置いておきたくないから素早く使う」という人間の心理。結果的に世(チマタ)に出回る(流通)のは汚い(見た目・出処)お金(紙幣・コイン)ばかり、ということになる。「そやからなお金はナメたらあかんのや」と母はいう。実際、子供の頃は何でも口に入れるクセがあった。だが、この「ナメる」にはもっと深い意味があったのかもしれない。