ivataxiのブログ

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ガリガリ君時代

時はまさにちょっと早いけどかき氷・ガリガリ君時代に突入してしまった。「喫茶店でフラッペ」と「野外でかき氷」では同じ物を食べていてもずいぶん値段が違うようだ。今はあまり見ないが屋外ベンチで食べるかき氷の庶民派である。最近の話題はガリガリ君のようだ。コンビニにあるというが食べた覚えがない。子供時代、冷蔵庫の冷凍庫に凍らせた細い円筒形のビニールに入ったジュースをシャリシャリかじっていた。あるいは薄いゴムの風船みたいなのに入った牛乳ベースの少し柔らかいタイプのも食べた。いずれにせよガリガリ君の先祖に当たるのではないかと思うのだが、詳しいことは考古学者に委ねるつもりだ。また、製氷器というかサイコロ状の氷が冷蔵庫でできるあの器にシャーベットやジュース(舌の色が変わる)を入れることもあった。家にあるかき氷器は回転式ではなく、カンナの変形したような悲しい形で途中経過はあまりおもしろくなかったが味は同じだった。ガリガリ君デビューにはいささか年を取り過ぎた感じかも知れない。「あの年でガリガリ君デビューだって」と世間様から後ろ指をさされて立ち直れなくなってしまうかも知れない。だが、この暑さ・・・コンビニでガリガリ君を衝動的に購入してしまうかも知れない自分の中のもう一人の自分が抑えきれないかも知れない怖さが潜んでいるようにも思う。