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潜水艦 ひきこもり

潜水艦 ひきこもり

「あんたなんかおらへんかった」と、中学の同窓生にいわれたトラウマで、自分のことを「ステルス」みたいと思った。もう一つ「潜水艦」も、結構目立たない。しかも引きこもっている感じがシンパシー。潜水艦もジーゼルだった時代は、空気が必要で、おおむね姿を海面に現していたようだ。みつかりそうになると、水を本体に入れて沈んで敵をやり過ごす。それだと海底で動けないから、途中から電気モーターとの併用(ジーゼルで充電・逐電/現在の自動車のハイブリッドのご先祖様)。水面はジーゼルで、水中は蓄電池のモーターで動く。これだと静かだし、煙も出ない。長く航海できるようになり、水中行動も長期可能となる。中の人間は狭い空間。上官は一部屋与えられるが、下士官は魚雷と寝ている。むき出しのパイプにはウインナー(ドイツなどは主食的おかず)がぶらさがり、寝床のすきまにパンが隠された。野菜・くだものは一週間で新鮮な物は食べられず、缶詰・乾物・ビタミン剤にたよる。(大航海時代には、ビタミン不足で亡くなった人も多かった)機械の匂いと人間の匂い(お風呂なんてムリ)で、食物は「潜水艦の匂い」になるらしい。原潜はずっともぐっていられるが、一週間に一度は上陸しておいしい野菜を食べたい人情。偵察飛行機は分解・折りたたみ式。飛行機が飛び立てる甲板がある潜水艦は大きいタイプ。危険なミサイルを最近の潜水艦は積んでいる。見つけるのが困難で、艦内は独立国のような世界。自分も見つからないが、通信のためには海面に出ないといけない。そこで見つかる。知られずに海底で、潜水艦同士の戦いも起きていてもおかしくない。「サブマリン707」というマンガには小学校時代コーフン。