ivataxiのブログ

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電話機

電話機

昭和中期の生まれ。白黒テレビは幼稚園前だから3歳前後。電話機は小学校中くらい、なので8歳前後に初対面。交換手と話す時代のあとで、文字盤の数字に指を入れて、回転させて戻る速度が数字ごとに違うまどろっこしさ。一家に一台くらいしかなくて、子機もないから、家長が出て家族にとりつぐ。中学生くらいで好きな子に電話なんて  ムリ。いつしか、回転式ダイヤルは「ピッポパピポ」のプッシュホンにとってかわった。東京が「03」から「033」に変わった頃、劇的に変化。自動車搭載電話から携帯電話へ。テレホンカードなんてのが流行る。自宅の電話機に子機がつく。離れた部屋でもかけれるヨロコビ手がシビレル。さすがに遠くまで離れると通話できない。「ISDN」というデジタル2回線というのも出た。あこがれたがパス。「ADSL」にかわり、通信速度は速くなった。「キャッチフォン」という、通話中に他の人からかかるとわかるサービスも。「あ、ちょっとそのまま待ってて」と、長く待たされる。あるいは忘れられる非モテ系。電話機の機能が一旦終局近くなると、カラフルで楽しいデザインの電話機。ファックスは別な立ち居地。やがてファックス機能と一緒になると、大型の電話に。2000年前後、誰でも携帯を持てる環境。PHSというのも、医療現場で長く愛用。アンテナの先が光る携帯は一味違う。ADSLから「光回線」へ。そして次は?