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オリバーストーン監督2

オリバーストーン監督は「ウオール街」で、やり手のゲットーというキャラクターには「こうなって欲しくない」という裏のメッセージがあったようだ。でも、そうはならなかった「欲は善」というゲットーのお教えに従う若者はウオール街で働くように。バブルを作り出す。リーマンを描いた、第二作「ウオールストリート」では、塀の中にいる間に、世界が変わっていた。会ったことがない娘「ウイニー」は、父を憎んでいる。「お金に魂をささげる人種」に嫌悪。だが、彼氏も同じ目になっていく。このウイニーという登場人物は、第一作では予定外だったのかも?監督自身の父親ルイスが、ユダヤ系株式仲買人だったという。そういう父親に対する子供の目を、登場人物「ウイニー」を通して描き、エンディングは彼のそうなって欲しかった未来を描いたのでは?