ivataxiのブログ

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ゴードンゲッコー

「ウオール街」と「ウオールストリート」に出て来る主役級の男性。「欲は善」という言葉が当時、80年代に流行したそうだ。監督はこの男性を悪い見本として描いたようだが、ゲットーに習ってファッションや生き方をマネする若者が増えたことは皮肉。後の90年初頭のバブルの一因かも?一作目にゲットーはどうなったか良くわからなかったが、二作目はゲットーが監獄から出て来るシーンで始まる。その中間は見る人が脳内で作るしかない。80年代には特別な存在だった「でっかい携帯」が、出獄の際に出されるが、今では陳腐にさえ感じる。お札はなく、金のアクセサリーだけしか所持品がないところが賢明。マイケル・ダグラスはアカデミー主演男優賞をゲットー。