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ラジオ 鳳来寺山 仏法僧

昭和10年(1935)年6月7・8日の両日、NHK名古屋放送局により、鳳来寺山で仏法僧の鳴き声の実況放送が行われ、代沿い抗をおさめました。午後9時55分から30分間に渡り実況放送された鳴き声は、ラジオを通して全国に届けられ、大きな感動と反響をもたらしました。この実況放送の成功により、仏法僧の首位タイがコノハズクと判明する要因となりました。
放送成功の影には、現地の事前調査と周到な準備がありました。本道・馬の背岩・五郎塚・地獄谷等、数箇所に設置された集音機が威力を発揮し、山中で鳴く仏法僧の声をみごとにとらえました。5月20日、まず鳳来寺山に調査隊が派遣され鳴いた場所を記録。6月8日には放送機材が山中に運ばれました。試験の結果、集音械は500m離れた鳴き声も収音できることが確認されました。(鳳来寺山資料より)