ivataxiのブログ

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河童

河童の時代
河童たちはほとんど人間達の環境開発により死滅していた。わずかに残る河童も、オゾンホールの破壊による、殺人紫外線で絶滅に瀕していた。オゾン層の穴の近辺では、生まれつき目を持たない蛙も生まれるとか。ある日河童の新種が密かに、地の果ての水辺で誕生した。頭の皿と背中の甲羅は、太陽光線を反射し、太陽電池の働きをした。そして、皿と甲羅の下には冷たい水分が・・体を冷却するように生まれついていた。自らの環境破壊で、地上から人類が消える日に、この新しい河童たちが、水辺から地球を制覇する日が来るのだろうか?