ivataxiのブログ

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バリバリ伝説 ヒカルの碁

バリ伝・ヒカ碁の類似点
マンガ「バリバリ伝説」というのがあった。当時、50ccのバイクに夢中な頃で、良くあちこちで転がっていた。「バリバリ伝説」の主人公の「コマ・グン」は身長が190センチ位あって、クールな外見と熱い中身の硬派君だ。ライバルの「秀吉」は逆に身長がかなり低く、おサルさんのイメージだ。峠・山道をグンの「CB750」と秀吉の「カタナ」でバトルするシーンが好きだった。峠で秀吉が事故死したシーン以降もマンガは続くのだが・・。自分の中では、そこで完結した気がした。同じくマンガ「ヒカルの碁」。主人公の少年「ヒカル」が、何気なく古い碁盤から「サイ」という平安の天才碁打ちの霊を感じ取る所からお話は始まる。霊といっても、コミカルな面も多々あり、読み進むうちに怖さよりも愛着が増す。ヒカルの肉体を使い、現代の碁のトップを手玉に取る痛快さに、マンガを読む目が止まらない。ヒカルが成長し、自身で碁を打ち始める展開の途中、いきなり「サイ」は消えてしまうが、連載は続く・・。どうも解せない。バリバリ伝説で秀吉が亡くなった時点で、自分の中で一つの終わりがあったように「ヒカルの碁」も、サイが消えた時点で終わった気がした。まだ、インターネットが一部の人だけの存在だった頃「ネット碁」で、世界の強豪を「サイ」がなぎ倒すエピソードには鳥肌が立った。いつかは、ネットにつながる日を夢見たきっかけでもあった。