古代ギリシャの食事
古代ギリシャでは、
裕福な地主や貴族たちの小グループが権力を握っていた。
最上位が「ペンタコシオメディムノイ」そして「ヒッペイス」
「ゼウギタイ」「テテス」と続く・・。
権力者の関心のほとんどは「贅沢な食事」にあった。
貯蔵庫には、ありあまる食材が貯蓄され、
パーティーが頻繁に行われた。
招かれた人たちは、ベッドに寝そべったまま酒を酌み交わし、
多くの肉類を食べた。
(当時野菜は貧しい食事と思われた)
そして、その生活を実現するために多くの奴隷たちが存在した。
(最初は侵略地の捕虜などだが、奴隷の子は奴隷と決まっていた)
食い散らかした肉の破片や骨を、
奴隷が常に綺麗にしなくてはならなかった。
奴隷の中では、食事を作る者たちは重宝がられ、
賃金も格段に良かったようだ。
そして、奴隷たちの食事が悲惨だったことはいうまでもない。