ivataxiのブログ

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ごますりほうれんそう

ごますりほうれん草
大きな会社で出世した人から聞いた話。ぼくは大きな会社に入ったこともないし、出世したこともないが、その人はそんな感じの人だ。会社では「ほうれんそう」が大切なのだそうだ。ほれんそうには鉄分を補う役割もあり、貧血にも有効で「ポパイ」も、ほうれんそうの缶詰を食べた途端に力がわいてすごい活躍をする  とか、そういう話ではないのです。「ほうれんそう」は「ほう」「れん」「そう」に分かれていて「報告」「連絡」「相談」の最初の言葉を取ってくっつけた造語のようです。大きな会社では、上司と部下のコミュニケーションが問題で「ほうれんそう」をこまめに行う人が まあ わりかし出世街道を驀進するみたいなのです。周囲はそういう人を「ごますり」と呼ぶようで、このごますりはほうれん草ととても味わい香りなどの馴染みが良いという不思議な偶然なのでした。 そこで「ごますりほうれんそう」という連語ができて、覚えやすく、わかりやすく、会社人事の真理と周辺の裏事情真理を適切に表現できた秀逸な標語となったようなのでした。調理してみてもなかなか美味しくできそうですが「クックパッド」には載っていないかも知れませんが。