旧 二俣役場
所在場所 浜松天竜区二俣町二俣1112
建築面積 237m
歴史
昭和08年(1933)庁舎立替えを二俣町議会が承認
10年(1935)12月「二俣町役場」工事着工
11年(1936)8月5日「二俣役場」落成
33年(1958)市制施行により天竜市庁舎となる
45年(1970)市役所移転により、市史編さん室等
として使用する。
平成10年(1998)文化庁の登録有形文化財
の調査が行われる。
15年(2003)1月31日文化財登録原簿に
登録される。
21年(2009)7月「本田宗一郎ものづくり記念館」
改修工事着工。
22年(2010)3月28日「本田宗一郎
ものづくり記念館」落成。
特徴
旧二俣町役場の外観は、旧、首相官邸で使われていたものと同じスクラッチ。タイルが張られていた。また、構造は、木造2階建て寄木造り瓦葺きの屋根の母屋に、独立柱を建てたやや背の高いポーチが付いた洋式の事務所建築である。当時、1階はカウンターを持つ事務所空間、2階は椅子式の議場として使用されていた。
平成21年度に「旧二俣町役場」を改修し、屋根や外観などの景観的価値を変えることなく後世に伝えるとともに「本田宗一郎ものづくり伝承館」として活用している。