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治郎柿原木2

明治3年(1870)正月21日、本町から出荷した火はここ五軒待ち(ごけんちょう)まで炎上し、原木は幹から根際(ねぎわ)まで炭となりましたが、土中の根が生き残り、幸いにも春になって新たな芽が出て成長しました。これが、現在の原木の幹として存在しています。
なお、「周知郡誌」の由緒では「松本次郎が弘化年間に太田川の洪水によって流れてきた苗木を広い植えた」とされています。これは明治41年以来、天皇陛下へ献上するにあたり、桃太郎伝説を柿苗の模した説話と考えられます。
遠州森町の治郎柿原木」より。
平成29年(2017)11月1日