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蚊取り線香 タバコ

蚊取り線香 タバコ

蚊取り線香といえば「日本の夏」花火ドドーンCMは昭和中期生まれ。蚊取り(かとり)のCMなのに名取(なとり)ゆうこ。
クルクル巻いた、ミドリイロの蚊取り線香。原料が「除虫菊」だから、そんな色なのかも?
「じょちゅう」と聞くと「女中」を思い浮かべた学生時代。時代劇の悪代官が、屋形船の中で、女中と二人きり。オビを引っ張ると、コマ回しみたいに女中は倒れる。「いひひ」と代官の顔が女中に近寄る。女中の戸惑いと恐怖の顔。屋形船の外側からのシーンに変わり、影絵のように夜の時間帯で子供は見てはいけない感じのシーンはすぐカット。そんな印象の「じょちゅう」というひびき。
だが「除虫」は、虫を寄せ付けないという意味らしく、ずいぶん前からそんな効果がわかっていたのだろう。陰陽の印は、二つのまがたまの形が左右で重なり、一つに円におさまる。それに近い、蚊取り線香。二つがそれぞれの空間をふさいで、一つの丸い形となり、箱に重なって販売されていた。問題は、煙が見える・煙いことと、火が出るから危ない。灰が残るから汚れるなどのいくつかの問題があった。それを解消したのが「ベープマット」。有効成分だけが、マットに入っている。それを電気で一定時間をかけて有効成分を空気中に排出するという使い方。これなら「火と灰と煙」の問題はない。だが、電源が必要。
この「蚊取り線香とベープマットの関係」に似ているのが「タバコと電子タバコ」。今日のネットニュースでトランプ大統領ツイッターアメリカでは新聞・テレビよりツイッター)で「電子タバコを禁止する方向」という。電子タバコで亡くなるケースが不明のまま増加しているというが。本当は、普通のタバコが売れないと利権が減るからかも知れないというのは個人的意見。日本ではむしろ逆に、電子タバコを推奨して普通のタバコを減らそうとしている傾向。今後静観。