ivataxiのブログ

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ハードル競争

ハードル競争

高校三年は運動部ではなく「マンガ部」だった。部員はボク一人。で、部長。運動会では「何か一つは参加せよ」と、コワイ先生にいわれた。残っていた「ハードル」に出る。「足は左でけって、右を前に」しか飛べない。だが、中間の歩幅がどうも合わない。偶数だったり奇数だったり、マチマチの歩幅。最後に「トト」っと、ごまかして飛ぶ。早い訳がない。
ぼくが就職当時「定年は55歳」だった。「サザエさんの父親・なみへいさん」は、定年間近の54歳くらいの窓際。自分が55歳近くなると「定年は60歳」に。そして60歳が近づくと「63歳」「65歳」そして「70歳」へと延長。年金も遅くなり、もらえる金額は確実に減る。長生きはしなくてはいけないのに、若い人と同じ肉体労働・勤務体系に合わないと「イリマセン」ということに。で、70歳で定年を迎えても、年金だけで生活できるともいえない。病気はしてはならない。できれば仕事をした翌日に入院もしないで「コロリ」という生き方・死に方が理想。
「高校時代のハードル競争」を、なぜか思い出す。