真田幸村

真田幸村テレビ
何となく付けたテレビ。真田幸村のことだけど、途中から・・。新聞の整理をしながら、時折目を向ける程度だったが、途中から面白くなってしまう。大阪城を背に、真田丸から多勢に無勢・・普通なら負ける戦・・。真田幸村も、彼の臣下もただの男たちではない。一度目は堀を埋める前で善戦。だが、二度目は堀を埋め、軍勢は戸惑い、真田の戦法が使えない。一気に一騎徳川の陣に向かう。徳川自身は逃げて命拾い。幸村は、徳川につけば出世を約束されたが、父の代から豊臣につく臣下としての仁義に生き死にを選んだ。映画「ラストサムライ」の、日本が失ったヤマトダマシイ・武士道をみる。20歳を過ぎて生き延びることは、武士としては長きに過ぎるという風潮の頃。浪人たちは死に場所をみつけ、軍師の下に命を預けた。損得ならば、真田的な生き方はどうかと思う。でも、損得でない生き方を、最後の武士達は選んだのだった。