酒かす 甘酒

酒かす甘酒
すごく困難な入手だった酒かすだが、食べてみると「なぁ～んだ」的な普通味。少しの間、冷蔵庫に保管・放置状態だった。しかし「甘酒じゃぁ～♪」と、夕食後に鍋に水を張り、500gほどの酒かすをブチ込む。煮ながら、砂糖・ショウガ・塩少々をいい加減な塩梅（アンバイ）で入れる。かきまぜて、酒かすの塊を少しずつ小さなカケラに砕く。味見と称し、結構たくさんすでに飲んでしまう。一旦部屋に戻った家族も、甘酒ができると、また食卓に集合。あの匂い（香り）は、どこにいてもわかるからね～。うまい・まずい・・という意見を聞きつつ、さらに、水・砂糖を調整・・。それぞれに、暖まるまで飲んで・・また、部屋に戻って行った。単に食べても美味しくはない酒かすなのだが、甘酒にすれば美味しくもある。やはり、苦労しただけあって、上質な酒かすだったらしい・・と、ようやく気付いた。