ivataxiのブログ

絵 文章 映画

焼きオニギリ

焼きオニギリ
オニギリはたくさん食べていても、焼きオニギリに出会ったのは随分後になってからのことだった。小学校4年生くらいだったかな?小学校一年の秋に足を手術し、5年生まで体育禁止だったから、次第に「オタク」な仲間と付き合うようになった。平均的に知能が高く、親の収入もなぜだか良かった。そんな仲間と一緒にマンガを読んだり、描いたり、家の中で遊んでいた。誰かの家でおやつに出してくれた一品が「焼きオニギリ」であった。普通のオニギリをフライパンに油をひいて表面を焦がす・・ただそれだけなのである。だが、オニギリと同一成分だとしても、第一印象が違う。驚愕のあまりアゴが開いたまま閉じなかった。その割りにしっかり租借して飲み下し消化していたのだが。この味を覚えて以来、時折自分で焼きオニギリを作り楽しんでいる。