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鍋焼きうどん

鍋焼きうどん
残念ながらちゃんとした味は知らない。受験・浪人生時代に世話になったおじさん・おばさんのところに世話になった時に食べていた奴だ。子供のない共働きで、なにしろ時間がない。部屋は広いのに二人とも職場に泊まり帰って来ない。沢山袋入りインスタントラーメンが積んであり死にはしない。数は少ないが、時々食べる量しかない「アルミの使い切り容器の鍋焼きうどん」が、なぜだかしあわせの代名詞だった。思えば貧しい食事。だが、今はなき青春の味ばそばといっても近くをさす言葉ではない。お蕎麦のことだ。北陸の人が「土がやせているから蕎麦栽培には適いる・・」みたいな話をしていた。作物はなんでも土地が肥沃な方が良いとも限らないようなのだ。ならば、蕎麦にしか適さない土壌というものもあるだろう。徹底的に蕎麦を栽培し、お蕎麦の文化を開花させてはどうだろう。日本海側の降雪量の多いエリアの新しい文化となるのでは?