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インスタントコーヒー1

インスタントコーヒー1
入院生活で、同じフロアしか散歩できなかった頃は、エレベーターにも乗れないから、売店にもいけない。エレベーターの周回コースを散歩していて、食堂などで「コーヒーの香り」に出会う。誰かが、下の売店か自販機で購入した「コーヒー」に違いない。そのフロアに存在しない嗜好品は、病室にあっては「ダイヤモンド」にも匹敵する価値だ。少しだが今は外の世界にいる。家で「インスタントコーヒー」ならば、毎日飲むことが可能だ。すごいことだ!しかも友人でコーヒー豆を送ってくれた人がいた。ドリップ式で入れる。食卓に「珈琲の香り」が、漂う。飲めば「上質な味・香り」。やはり、贅沢な時間だと思える。