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便利な個人主義

便利な個人主義

今回、大きな台風災害。現在は経済的に満たされていれば、一人暮らし、あるいは世間の人と付き合わないでも楽しく暮らせる。子供時代は長屋のような環境で、どうしても近所付き合いがはずせない。隣近所に「でかけるからね」と、鍵もかけずに出かけたり、子供を預かってもらったり。近所のおうちでごはんをごちそうになっても、特に不思議でもなく、またその逆もあり。今では「吉本新喜劇」などでないと、現実にはみかけないかも?ドラエモンの中の広場とドカンのような感じ。災害が起きると、電気も水も止まる。命が助かっても互いに知らない隣人同士。個人主義裏目に出る。
阪神淡路大震災のあと、淡路島の知人が「消防団が、どこに老人が寝ているとか把握していて、救助した」といっていた。一方、神戸など都会は、都市の構造以外にも、人間関係の希薄さが被害・二次災害を増幅させたのかも?新しいことがすべて正しいということもない。古くからあることでも、いいことは残せばいい。人のつながり。もう一度、やりなおせたら。