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ビールの泡

ビールの泡

100人いれば、30人位はあまり働かないという。良く働く70人だけにすると、30%の人が働かなくなるグループ。一方、あまり働かない人を集めても、70%は良く働くのだとか。働きアリにも遊んでいるアリもいる。24時間働けないから、休んでいるアリの交代要員らしい。
ところで暑い日のビールはうまい。寒い日もうまいが。(14年ほどお酒から遠ざかっているから、遠い目)冷えたグラスにビンビールを斜めに傾けゆっくり注げば、あまりあわ立たない。でも、暑い日の屋外「ビアガーデン」ではそうは行かない。グラスも冷えていないが、勢い良くジョッキに注がれたビールには「泡」が。そう30%くらい。働かない人のパーセントと同じ比率。ネットのサントリー調べでは、
1.ビールが空気に触れると酸化して味が変化するのを防ぐ
2.苦味成分を吸着する
3.クリーミーな食感覚で、味わいを高める
などの効果も「泡」にはわるようなのだ。
酒飲みは「イッキ飲み」などを好んでするから「酸化」する前に、ジョッキは空。舌先で味わうというより「ノド越し」スッキリなので「苦味」というのも敵ではないだろう。ビンビール好きは「泡のクリーミーさ」よりも、どこで飲んでも同じコストパフォーマンスを楽しめるラガーな飲み方。
なので、泡には効果があってもどうなんだか?
でも、ないと寂しい。泡がなくて、発泡プチプチ感のないビールなんて、苦い麦茶だ。しかもノンアルコールだと、さらに麦茶だ。ビアガーデンの暑さ・喧騒・たくさんの酔っ払いは、うまさの調味料なのかも?パソコンネット環境クラウド・ワイファイのように、見えないけどなくてはならない演出効果の一つが「泡」の秘密なのかも?
1990年前後の「泡(バブル)」も、後の苦い味わいの30年間も、意外と何かの役に立っているかも?いや、役に立たなくても人生の調味料だったのかも?