ivataxiのブログ

絵 文章 映画

街灯カラス

街灯の上のカラス
昼間はカモメが良く止まっている、海沿いの道の街灯。カモメがいなくなって、まだ夕闇が来る前のしばしの間、そこにカラスが止まって黒っぽくなっていた。薄暗さを機械が勝手にセンサーなどで判断するのか、街灯の下が薄っすらと明るさを持ち始めた。街灯の真上に座っていたカラスだが、立ち上がり、少し明かりの真上からあとずさった。どうやら、少しずつ熱くなっているようなのだ。街灯の上を直接触ることはできないが、カラスたちの反応から、そんな風にうかがえた。