ネット・筒井康隆さん
まだあんまり小説も好きな作者が決まらない高校生時代。強烈な影響力を持つ、美術部の部長のイチオシが「筒井康隆」さんだった。徐々に独身時代の空虚な一人時間に古本屋をあさって、筒井作品を爆読み。おかげでストーリーを考える際の基本をフォーマットされた。ある時期多作な筒井康隆さんだったが、筆を折った。作中人物描写が「差別偏見」という烙印。当時の出版業界においては、彼は未来人。文字では書けない差別用語連発当然の筒井SF。結局、ネットの世界で書き続けた。「オレの作品はいずれ出版されるだろう」と、未来予言。現在の筒井康隆さんは、ご高齢。「この年になるともう怖いものもない」という怖いお言葉。少し暴れてくれそうな期待感。
未来のミライ・ナゾの案内ロボット
「未来のミライ」の「ナゾの案内ロボット」は、いかにも事務的な話し方。だが、妙にホラーな気分にさせる。声優さんは「神田 松之丞(かんだまつのじょう)」という若い講談師(好男子でもある)。チョイ役のようでもあり、スピンオフで短編もできそうなキャラ。