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吉田兼好・滝口の武士

まんが「徒然草」では、吉田兼好は「北面の武士」とあった。「滝口の武士」とも呼ばれるようで、当時の公家・皇室との面識もあったようだ。出世・物欲・権力欲の薄い若い卜部兼行がなぜ30歳になる前に出家・遁世したのかがわからない。なので、マンガでは「当時の貴族の女性との道ならぬ恋」や「北面の武士の同僚(親友)の戦死」などが推理される。のちのち後醍醐天皇への恨みが何度もエピソードを変えて描かれている。道ならぬ恋に一票。