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薬師如来の石像

この瑠璃かくさん薬師如来の石像一体が奉安されたのは、寛政12年(1800)5月で鳳来寺のけつ堂という人が、しゅ(たたえる文章)を作っていうには「この石の尊像は、薬師如来の徳性がそのままあらわれている。そして財資を施す者は、福徳・智慧
寿命が限りなからしめんと祈願されている。お参りする者には、この功徳がある。鳳液霊泉は、ますます玉のように湧きこれに浴するものは、病がたちどころになおるだろう。鏡智(きょうち)(佛の智慧)が生きとし生ける者にご利益を与えようとしている」ろ、述べられている。(鳳来寺山資料より)