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ゼロ戦 無理な注文

ゼロ戦は「航続距離・戦闘能力」を求められた。エンジンは世界レベルにはなく、航続距離と戦闘能力を高めるため、グラム単位に鋼材を削って行った。パイロットの背中の鋼板もない。なので、一発人間に当たれば終わり。羽などに当たれば燃える。鋼材が削られているため、急降下からの旋回で主翼がもげることもある。一方、すべてが省略されているから、パイロットの技術さえあれば、攻撃態勢は神業を実現できた。初戦の中国で、無傷で二倍の敵機を撃墜。アメリカは「そんなバカな」と、信じなかったとか。「ゼロ戦に遭遇したら退却」という命令。アメリカ軍はパイロットは取り返しがつかないという結論に達していた。一方、日本は優秀なパイロットをムダに減らす戦況。やがてパイロットが不足して劣勢に陥ったという。